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日本の山野に自生し、野趣を楽しむ花として庭などにも植えられています。鐘形(しょうけい)で、先が浅く5裂して星形に開く花を咲かせます。つぼみがふくらんだ形が風船のようなので、英名はバルーンフラワーです。 栽培の歴史は古く、昔からキキョウの花は多くの人に愛されてきました。最初は薬草して育てられましたが、生け花が確立した室町時代からは切り花や茶花として利用されるようになりました。 花の青紫色だけではなく、ふっくらと膨らんだつぼみの形や、横向きに開く鐘状の五角形の花冠のきりっとした姿に心が惹かれるからでしょう。特に秋風に揺れて咲く野山の花が優雅だ。高原の朝霧に濡れた花は、青紫の衣をまとった乙女の姿にも似て清楚であり、心を和ませてくれるいとしい花ですね。 日本人好みの端正な花姿で、秋の七草のひとつですが、開花期は意外に早く、初夏の頃から咲くように改良された園芸品種が咲いています。また、園芸品種で改良されたキキョウには白やピンク色などもあり、変種に白花種や二重咲き種のほか、品種にはわい性のウズキキョウや切り花用高性種の五月雨などがあります。 |
科属:キキョウ科キキョウ属 学名:Platycodon grandiflorus 英名:balloon flower 花期:6〜9月 ハーブ:バルーンフラワー(太い根は咳止めなど薬用にもされる) 園芸分類:耐寒性多年草 別名:キチコウ、オカトトキ、バルーンフラワー 原産地:日本、朝鮮半島、中国北部 漢字表記:桔梗 花色:青紫、紫、ピンク、白色 草丈・樹高:20〜100cm 草姿:立性 花言葉:変わらぬ愛、誠実、従順、やさしい暖かさ、気品 誕生花:4月23日、6月13日、7月31日、8月28日、9月1日 撮影地:都立向島百花園 撮影日:2010.06.24 カメラ:Canon EOS 30D |
関連参考サイト | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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秋 の 七 草 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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