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古くから役にたつ木とされ、語源も説が多い。食の木(クノキ)、薪の木(クノキ)、栗似木(クリニキ)、国の木 (クニノキ)、木の木(クノキ)などから転訛されたと言われています。 花は雌雄別の風媒花で4〜5月頃に咲く。葉の展開とほぼ同時に咲く。雄花序は前年枝から下垂し、黄色い10cmほどの房状に小さな花をつける。雌花は葉の付根に非常に小さい赤っぽい花をつける。雌花は新しい枝の葉腋に付く。 実は他のブナ科の樹木の実とともにドングリとよばれる。ドングリの中では直径が約2〜3.5cmと大きく、ほぼ球形で、半分は椀型の殻斗につつまれている。殻斗のまわりにはたくさんの鱗片がつく。この鱗片が細く尖って反り返った棘状になっているのがこの種の特徴でもある。実は渋味が強いため、そのままでは食用になりません。 |
科属:ブナ科コナラ属 学名:Quercus acutissima Carruthers 漢字表記:櫟、柞、橡 花期:4〜5月 花色:黄色 園芸分類:落葉高木 花びら:風媒花 別名:クニギ、フシマキ、ツルバミ、フシクレボク、アベノキ、ドングリノキ 樹高:15〜20m 実:樽型から球状に近いボール型 葉のつき方:単葉、互生 原産地:中国、日本 栽培適地:岩手県と山形県から西の本州と四国、九州 利用法:公園樹、建築、家具材、薪炭、染料、シイタケのほだ木 花言葉:おだやかさ 誕生花:10月16日 撮影地:都立水元公園 撮影日:2011/09/19 カメラ:Canon EOS 60D |
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