日本の四季

ミツバアケビ・三葉木通

科属:アケビ科アケビ属

茎はつるになって他物に巻き付き、古くなると木質化する。
「アケビ」という名前の由来は、熟した果実が割れることから、「開け実(アケミ)」→「アケビ」になったという説や、古く朝廷に献上されたという、アケビに似た果実「ムベ(熟しても果実が割れない)」と比較した名前。

よく似た仲間にはアケビ(小葉が5枚)、両者の中間の形態を持つゴヨウアケビ、常緑のムベなどがあります。 花弁に見えるのはがく片で雄花と雌花があります。大きさは雌バナのほうが、はるかに大きくなっています。
花には花弁がありません。花弁状のがく片は3個。花序の先端に雄花が10数個、基部に大形の雌花が1〜3個つきます。

科属:アケビ科アケビ属
学名:Akebia trifoliata
花期:4〜5月
漢字表記:三葉木通
花色:濃紫色
花びら(がく片):3枚
花の大きさ:雌花直径1〜1.5cm
花の大きさ:雄花直径3〜4mm
:長球形。肉質で熟すと裂ける
葉のつき方:葉は3枚からなる3出複葉
原産地:日本、中国
園芸分類:つる性落葉低木
樹高:5〜10m
栽培適地:本州〜九州
利用法:庭木、鉢植え、盆栽
花言葉:才能、唯一の恋
誕生花:10月23日、11月1日
撮影地都立水元公園
撮影日:2012/04/17
カメラ:Canon EOS 60D


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雌花
 

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雌花と雄花を比べると、雌花のほうがはるかに大きいのが分かります。
 

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葉は3枚からなる3出複葉

関連参考サイト
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