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茎はつるになって他物に巻き付き、古くなると木質化する。 「アケビ」という名前の由来は、熟した果実が割れることから、「開け実(アケミ)」→「アケビ」になったという説や、古く朝廷に献上されたという、アケビに似た果実「ムベ(熟しても果実が割れない)」と比較した名前。 秋、実は熟すとザックリと縦に割れ、大きな口が笑っているようで、愛きょうがある。さわやかな新緑、落ち着いた色合いの花、葉が落ちた後の裸の枝も、情緒があって美しい。〈ヤマケイポケットガイド5 庭木・街路樹〉より 成熟した蔓はかごを編むなどして工芸品の素材として利用される。 アケビまたはミツバアケビのつる性の茎は木通(もくつう)という生薬である(日本薬局方に記載の定義による)。木通は利尿作用、抗炎症作用などがあり、竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)などの漢方方剤に使われる。出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ムベはアケビと同じアケビ科に属し果実も似ていますが、熟しても裂けることはありません。冬になると表皮が美しい紫色になります。 |
科属:アケビ科アケビ属 学名:Akebia quinata 漢字表記:木通 花期:4〜5月 原産地:日本、中国 園芸分類:つる性落葉低木 樹高:5〜10m 花言葉:才能、唯一の恋 誕生花:10月23日、11月1日 撮影地:都立水元公園 撮影日:2002.03.30 カメラ:Nikon E990 |
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