柴又八幡神社の神獅子





獅子舞の由来


葛飾柴又といえば、映画「フーテンの寅」さんや「矢切りの渡し」として、全国的に知られる観光の名所となっています。2003年の柴又八幡神社の例祭は10月11日〜13日に斎行されました。
11日(土)には、葛西囃子の奉納があり、12日(日)の昼から夕刻にかけて、葛飾区指定無形民俗文化財に指定されている神獅子舞が奉納されました。八幡神社の神獅子は昔から疫病除けの信仰と結び付いている獅子舞の神事です。


神獅子の由来は定かではありませんが、三体の獅子頭は柴又村の名主斎藤家の家宝として代々秘蔵とされていました。ところが獅子が夜な夜な抜け出して、同家の米蔵で米を食い荒らすため、主人は怒って獅子頭を江戸川へ投げ捨てました。しかし不思議なことに獅子頭は急流をさかのぼり土手に上がってきたので、村人たちは大変驚き獅子頭を八幡神社に奉納したと伝えられています。


介添え役の猿が舞いながら先頭に、次に花笠の万灯持ち、小獅子、中獅子、大獅子、三体の獅子と笛が列をつくってゆっくりと進む。小学生から高校生、そして指導役の方々が一体となって祭りが進行し、この行列を見ていると伝統が生きているのが感じられる。
写真右手では葛西囃子が祭りのムードを盛り上げている。




昼から獅子舞が始まり、獅子舞の演目は献饌(けんせん)の舞、花がかり、弓がかり、太刀の舞など、九つの演目が奉納され、7時過ぎになります。一つの演目ごとに踊り手3人は交代します。





八幡神社の神獅子の特徴として猿の介添、花笠の万灯持ち、ささらを使ってないこと、庭(獅子舞を舞う場所)が板敷きであることなどである。柴又の近くの獅子舞では、松戸の上本郷の獅子舞は猿の介添がいるが、板敷きではない。万灯については他の神社では見受けられない、花笠は各祭りで見受けられるが八幡神社の方が飾りが大きいことなどが言える。
葛飾区教育委員会設置掲示板より部分引用


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