横浜元町の洋館

 3月18日は快晴で、根岸線の石川町駅からの坂道を上って行くと汗がでるくらいでした。
 重要文化財の旧内田邸に集合ということでしたが、「ガラス張りの」ということだけが頭にあって皆さんブラフ18番館の方にいましたが、エリカの花が咲いている洋館のほうが、集合場所ということで移動しました。
 日本ナショナルトラストの平賀さんの案内で、まず外交官の家の内部を見学しました。
 山手イタリア山庭園の一角にあるこの建物は、渋谷区南平台に1910年に建築された建物ということですが、南平台では維持管理できず、横浜市に寄贈され、ここに1997年に移築完成した。
 1994年5月から9月までかかって解体され、すべての部材に「番付」という番号がつけられ、同じ部材が同じ場所に使われるよう工夫された、組み立て工事は1995年から1997年かけておこなわれた。いかに時と費用がかかったかがわかります。
 この洋館はイタリア山庭園側から見ると8角形の塔とアメリカン・ヴィクリア様式の建物外観の特徴がよくわかる。
 現在は資料館として展示されていますが、特にサンルームからヨーロッパの公園のようなイタリア山庭園と横浜市内が一望できてすばらしかった。
 家具、調度品にいたるまで、歴史を感じさせてくれる品々が沢山あって、建築にほとんど無知な私ですが洋館の内部を見学できてうれしかった。
 次に、ブラフ18番館の内部を見学した。この建物は、山手の暮らしと歴史の資料館として開館しています。関東大震災(1923)後に建てられたということですが、内部はきれいになっていて保存状態がいいですね。
 ここからエリスマン邸までは山手本通りを散策しながら歩いた。豪邸があったりカトリック山手教会聖堂があったりで、横浜を肌で感じることができた。ところどころには花が生けてあったりで、目の保養にもなった。
 木立の中にエリスマン邸は建っていた。春とはいってもまだ木々の青さが少ないためか賑やかさは感じられなかった。
 竣工年は1926年ですから、ブラフ18番館とほとんど同時期に建てられています。
 建物を一巡すると分かりますが、元町公園のなかにあって、丘の斜面を生かして造られていますので、一階の大きなガラス張りの喫茶室から公園内の緑やプールが眺められる。
 次に山手234番館、山手聖公会(教会)、山手資料館、岩崎ミュージアム、山手外国人墓地を眺めながら散策する。
 港の見える丘公園の一角にある山手111番館を見学した。
 この建物もそうですが、大正時代から激動の昭和、平成と木造で70年あまり経っているわけですから保存維持にかなりの経費がかかってしまいます。

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