星名家住宅
ほしなけじゅうたく

 新潟県中魚沼郡川西町の小千谷街道(国道R252)に面している大規模な建物です。
 今回、星名家・川西町のご協力で非公開の建物を見学させていただきました。
 建築年代は天保6年にこの付近一帯が大火で焼失してしまい、現在の建物は天保13年に上棟しました。主屋が建坪約200坪、1号蔵、2号蔵、3号蔵、4号蔵、5号蔵、6号蔵と敷地内に大きな蔵が沢山あります。
 この家は代々酒造業を営んでいました、家業も着実に伸びて大地主層としての地位を築きましたが、明治32年には酒造業を廃業しています。
 平成3年に国の重要文化財に指定されています。

星名家住宅外観

 星名家住宅は、江戸時代以来の有力な商家・地主層の家として、広い敷地を有し、主屋をはじめ土蔵など多くの建物を持つ。主屋は大規模で上質な建物であり、ダイドコロ、チャノマなどでは差物、梁、柱に大断面の部材を用い豪壮な大空間を構成している。
 これに対し座敷部は書院造の端正な意匠によっている。ともに保存状態がよく維持管理もゆきとどいている。
 さらに各建物の建設にかかわる普請関係の文書なども伝えられており、新潟県における大地主層の住宅として価値が高い。

道路に面している部分は出入り口の部分を除いて格子になっている


出入り口の中はかぎ型になっている


広いチャノマの一部



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